■電脳近況(2)

[初出]広島大学IMD-OB会誌「ちからこぶ」33号 2001/12/16発行

 6月末で会社を辞めました。
 10月に自営業を始めました。

 結局、いろいろしがらみで、元の職場で仕事を続けることはやめて、3ヶ月間、失業者をしてました。 失業率5%台乗せに貢献した一人かも (笑) 。
 仕事が受注できれば声をかける、とか言うあてにできない話を、でも15年のおつきあいの親会社の話だから、 むげにいきなり断る訳にもいかないので、「じゃ、就職活動しつつお待ちします。」とか何とか、 適当なことを言っておいて、職安(ハローワーク)に通ってました。
 あてにならないながらも、そのうち仕事があるさというお気楽失業者生活。真剣に仕事を探す訳でもなく、 最近は、求人情報もパソコンで検索するようになっていて、年令・希望職種を指定して、 「プログラマの類はどのくらい職があるものかな?」と、市場調査のつもりで求人情報を眺めて、 だらだらと過ごす日々。調べてみると、自分の専門外の仕事をどんどん外しても、3〜4件はヒットするので、 「なんだ、仕事あるじゃん。」と初回から求職活動をナメきってしまった。 (もちろん、採用してもらえるかどうかは別問題だけどね)
 世の中の本当に真剣に職がない人ごめんなさい。こんな奴も失業給付を貰っていました。

 パソコン買ったり、台湾旅行に行ったり、遊びまくっているうちに、9月初めになり、 広島県の労働局(だったかな)が主催する
『在宅ワーク支援ガイダンス』
とやらに出かけてみました。これは、メインは『子育て・介護などで就職が難しい主婦』をターゲットにして、 午前は講演会(エイ・ガァルの社長が来てた)で在宅ワークや仕事に対する意識改革、 午後は企業ブースで面接・マッチングという企画。 (NHKローカルで放送してたらしい。けっこう鳴り物入りの企画だったのか?)
 午後の企業ブースで、フリー・ソフトウェアエンジニア協同組合という面白そうな団体に声をかけて、 結局そこに登録して、9月末には仕事が見つかって、現在に至ります。
 よく考えたら、この催し物もナメていたかもしれません。 午前の講演の内容があまりに基本的な話ばかりなので、そりゃ基本は大切だが、 学生の就職ガイダンスじゃないんだし、でも、一度も就職の経験がない、または、 仕事から離れて何年も経つという主婦対象なんだから仕方ないよねーとか、 相当ナメきったことを考えていたかも。
 ただ、10月から午前中だけ来る幼稚園児のお母さんプログラマと一緒に仕事することになって、 能力は別問題として、 『仕事感覚』や『人材運用環境』はきちっとフォローしないといけないという気になってきています。 男性管理職は会社社会に慣れているせいか、そういう感性に鈍いところがあるから、 女性のことはまず女性がフォローする。
 私のこれからの課題は、『在宅ワークとテレワーク』『ワークシェアリング』実現かな。
 …それと、確定申告〜。

 さて、電脳の方ですが。
 退職金で新しいパソコン買いました。富士通FMV Athlon 1MHz, Windows2000マシンでございます。 今年6月モデル。お盆にデオデオで店頭在庫はないと言うので、 祇園の倉庫から取り寄せさせてしまいましたとさ。値段の方は\214,800。 安くはないけど、まぁ、メーカー品なので仕方ないでしょ。Windows2000以外にするつもりはなかったので、 選択肢がFMVかVAIOの各1機種しかないという状態でした (笑)
 それまで使っていた・COMPAQ・は、河合さんに貰われて行きました。大事に使って貰えよ〜。
(以降の話は、かわいさんの原稿につづく!はず…。たぶん)

2001.12 (さと) 


サイト初掲載日:2003/05/31(Sat)
ココログ移植日:2004/11/03