3つめ:祭りと言えば?・・・酒!
■いいコト見っけ!アレ・コレ・呉 (3)
KU!Re?呉楽部〈呉TMOメルマガ〉第8号(2004/10/14発行)掲載
イベント欄もお祭り情報真っ盛りな10月です。
神社の定例大祭、町内会のお祭り、地域イベント、大学祭などなど。お囃子の音や賑やかな声を聞くと血が騒ぎますねぇ。もうどこかお祭りに行きましたか?
ところで、お祭りと言えば? ・・・やっぱり「日本酒」でしょ!
酒は気分を盛り上げて、みんなの楽しい気持ちをひとつにしてくれる、お祭りに無くてはならないもの。(もちろん飲み過ぎには注意~!)
あなたの町のお祭りでは、どんなお酒が飲まれていますか? 土地のお祭りには必ずこの銘柄の酒っていうこと、ありますよね。
酒好き・さとは、前回号のイベント欄で紹介の吉浦「かに祭り」の時期に発売される『祭り酒』なる酒があるとの情報をゲット。しかもこのお酒、時期限定のうえ、地域限定(吉浦町内)で販売されるのだとか。
こんな楽しい企画のお酒を飲まずにいられましょうか! KU!Re?呉楽部のキャッチフレーズ「呉の街づくりを応援!」にもぴったり! 取材魂が疼きます。(←オモロイ酒なら何でも飲んでみたい酒飲みなだけだろっ(^_^;)
そんなお酒を造っていたのは、何と、以前ボビー西山氏の「呉の闘魂伝承レポート」でも取り上げられた『水龍』でした。在庫があればネット販売もあるらしい。早速メールして、10月2日、どうにか『祭り酒』2本ゲットした私が居りました。
広島市の川べりに出かけ、のんびりと、少しばかり冷やした『祭り酒』を飲むと、口当たりが良くするっと飲めて後口が甘い、優しい感じのお酒でした。
今日は吉浦でもこのお酒がグイグイ飲まれているんだろうなと思いを馳せながら、日本酒は米や水の恵みをうけて人が作るものだから、土地や作る人の性格が映されるのかなぁなんて思ってみたり。吉浦ってどんな町なのかな?
一度行ってみなきゃ…(ゴメンナサイ、通過したことしかありません)
そう言えば、呉近辺にはどのくらい蔵元があるでしょう?
広島県酒造組合連合会のサイトで調べてみると、呉酒造組合に所属するのは12軒。呉市中心部(本通・中央)3、吉浦1、警固屋1、仁方3、音戸2、江田島1、倉橋1。お宅の近くにありますか? 敢えて名前は出さずにおきますから、探して飲んでみませんか?
そして、あなたの町の酒自慢、聞かせてもらえませんか?
近頃は日本中のお酒が広島に居ながら簡単に飲めるようになって、いろんなウマーイ酒を楽しむことができ、飲んべぇ・さとは、とってもウハウハなのですが、やはり、土地のお酒で土地の肴を楽しむ幸せは捨て難いですよね。
ああ、これこれ、この味、とホッとする幸せ。まるで、あちこち旅していた心が里帰りして来たような。
秋は実りの季節です。海の幸・里の幸・山の幸、お酒も美味しい料理と一緒にいただくと、旨さ倍増! キリッと冷やしてさっぱり飲んでも良し、お燗をつけてほのぼの温まるのも良し…、うーん、何だか飲みたい気分になって
きましたねぇ。
そろそろ夕刻になってきたことだし、あと1本残してある『祭り酒』をほんのりと燗つけて、晩酌としましょうか。
では、今回のコラムはこのへんで。
(さ~、つまみ作って飲もうっと。日本人に生まれて良かった。しみじみ。)