■いいコト見っけ!アレ・コレ・呉 (3)
KU!Re?呉楽部〈呉TMOメルマガ〉第11号(2004/11/25発行)掲載

11月のある日の午後のこと。
外では雨が音を立てて降り、ひと雨ごとに、秋は次第に冬へと移りつつあるようです。外出するのもためらわれ、部屋の中で、呉中央地区商店街「バス券・駐車券発行のお店マップ」を見るともなしに見ていました。
その地図上の、とある場所に、私の目は惹きつけられます。
「小春橋」
天気さえ良ければ、小春日和の今日このごろ。雨に滅入っているのも何ですから、想像たくましく、堺川端へ空想上の散歩に出かけてみましょう。

小春橋の上から下流を眺めると、ひとつ下った橋は「堺橋」
欄干の付け根に見えるのは、灯籠か何かでしょうか? 川の真ん中の位置にはベランダが付いているよう。のんびりと川面を眺めるのに良いかもしれません。
そのまた下流は「昭和橋」 国道31号の走る上下3車線の大きな橋です。

さて、上流へと散歩をはじめましょう。
ひとつ上(かみ)は「五月橋」
ガス燈を持つレトロモダンな呉らしい橋。日が暮れてきたら、オレンジ色の灯が川と橋を渡る人々を照らす景色は、暖かな気持ちになれそうです。
手前にあるのは屋形船? 広島市にも「かき船」ってありますが、それの発祥だったり…しないかな?
「五月橋」かられんがどおりへ向かう「センター通り」を越え、歩きます。

次は「花見橋」
この橋のたもとに桜なんか植わっていて、春に花見などできたら、名前通りでステキなのだけれど、どうかなぁ。川向こう蔵本通りの方を見ると、市営駐車場の大きな姿が目立ちます。
この橋を通るのは、そのまま「花見橋通り」 大通りでは無いけれど、掘り出し物のお店がたくさんありそうです。

さてさて次は「楓橋」
おや、小春(晩秋)から五月・花見と突然春になったと思ったら、またまた秋に戻ります。名前だけを辿るとこんな急展開も楽しい。春は花見に、秋は楓(紅葉)にと、なかなか風流じゃありませんか。
ここかられんがどおりへ行く道は「パルス通り」 何故にパルス? パルス通りには、フライケーキや蜜饅頭と甘味のお店がありますねぇ。ついフラフラそっちへ行っちゃいそうに…おっとっと。

さらに川を上ると次は「弥生橋」
季節はまた春へと戻りましたね。この橋からの通りは「三和通り」 三和通りがれんがどおりと交差する近くにはアイリッシュカフェがあります。ちょこっと休憩に寄ってみたりしようかなぁ。

と思いながら、次はその名も「二重橋」
川向こうには、船の形とも言われる市役所の姿が臨めます。れんがどおりと交差するのは「市役所通り」 とてもわかりやすいです。ここまで来ると、れんがどおりもそろそろ終わりです。

おっともうひとつ、最後に「巴橋」が待ってます。
ここでほぼ、堺川とれんがどおりは合流します。
雨の自宅に心は戻って、手元のマップにまた目を向けると。
堺川、れんがどおり、その両脇の蔵本通りと本通りを縦糸に、いくつもの商店街通りを横糸にした織物の中から、橋の風景やお店など、面白い織り目はさて、いくつ見つかったでしょうか。

この文章は全て私の空想上のものです。事実と相違する点も多々あると思いますが、ご容赦ください。ここの橋の風景がいいよ! ここの橋から入ったあのお店がオススメ! などなど教えていただけると嬉しいです。(^_^)