桜の季節も足早に通りすぎ、夏も感じる今日この頃です。
まだ寒さ厳しかった2月、「扇遊&鯉昇二人会」お二人の笑いと語りの味わい深い世界を堪能していただけたでしょうか。番外編「旅成金 in 広島」もたくさんのご来場ありがとうございました。
5月終わりには、席亭が大ファンでいつかはお呼びしたいと思い続けていた、三遊亭小円歌改メ、二代 立花家橘之助師匠に登場いただきます! 若手実力派真打による落語とともに粋な寄席の空気を感じてみませんか?
第42回生らくご会「二代立花家橘之助 襲名記念公演」
日時:2018年5月27日(日) 開演14時(開場13時30分)
※正午より受付にて整理券配布予定
会場:広島工業大学広島校舎5Fホール
広島市中区中島町5-7 (GoogleMap)
交通アクセス⇒http://www.it-hiroshima.ac.jp/institution/hiroshima/
出演:二代目立花家橘之助(浮世節)、
三遊亭歌奴(落語・真打)、
古今亭志ん陽(落語・真打)
木戸銭: ※全席自由席。
- シングル(お一人) 予約3,800円,当日4,300円
- ペア(お二人) 予約のみ7,400円
【演者プロフィール】
●立花家橘之助(たちばなや・きつのすけ)
1979年 俳優養成所で女優を目指していたところを三遊亭
圓歌にスカウトされる。
1980年 三遊亭圓歌に入門し「あす歌」として、三味線漫談
として寄席の高座に上がる。
1992年 三遊亭小円歌を襲名。
2017年 82年ぶりの大名跡復活となる二代立花家橘之助を
襲名。襲名とともに、芸種をこれまでの三味線漫談
から浮世節に改めた。
上野鈴本演芸場や新宿末廣亭など都内の寄席での50日間の襲名披露興行では、初代橘之助十八番の浮世節「たぬき」を披露した。「たぬき」は長唄や端唄、小唄、新内などを取り入れ1曲に仕立てた難曲で、明治から昭和にかけて寄席に君臨し、三味線の名手と言われた初代橘之助の代名詞とも言える曲だ。新橘之助も50日間、鮮やかな音色で客を魅了した。今回の広島公演でもやっていただく予定。掛け合いの小鼓は古今亭志ん陽師匠が務める。
浅草生まれの浅草育ちの粋な姉さんで、数少ない寄席の女流三味線漫談の後継者であり、「かっぽれ」などの寄席踊り、扇子を20本以上操る「松づくし」なども継承する。趣味はバレーボール、スポーツ観戦。
●三遊亭歌奴(さんゆうてい・うたやっこ)
1995年 三遊亭圓歌に入門し「歌きち」
1999年 二ツ目昇進し、「歌彦」
2008年 真打昇進し、師匠圓歌の出世名でもある「歌奴」を
継ぎ、四代目「三遊亭歌奴」を襲名。
旅と寅さんを愛する大分男児。若手実力派。
●古今亭志ん陽(ここんてい・しんよう)
1998年 古今亭志ん朝に入門。
1999年 前座名「朝松」。
2001年 志ん朝死去により、古今亭志ん五門下へ。
2003年 二ツ目昇進し「朝太」。
2010年 志ん五死去により、古今亭志ん橋門下へ。
2012年 真打昇進し「志ん陽」に。